私ダメだ…弱ったときは、色々なとんがりコーンを知れる場所へ。
こんにちは、となりのキャリアコンサルタント中村です。
キャリアの世界では次のステージに上がるとき、がっくり自信ややる気がわかなくなって、不安になって、なんだかもやもやしてしょうがない。という過程を経ると言われています。
私が20代後半で仕事でもやもやしていたときをふりかえると、
私ダメだ…と思ったとき、私は安心できる場所で充電させてもらって、随分救われていたなぁと思います。
私は自己分析オタクなので、
その場所が心理学系のワークショップだったり、キャリア系のセミナーだったりしたのですが、
とにかく、職場でもない、家族でもない、今までの友人関係ともちがう、
「第3の場所」というのでしょうか。
そういった、安心して発言できて、色々な生き方に出会える場所で、自然と充電させてもらっていたなぁと振り返ると思います。
大学で出会った日本人なのになぜかカタコトで、いきなりさだまさしを歌い出すエキセントリックな哲学の先生が、
「君たちは今まで、学力という一つのとんがりコーン(たぶんヒエラルキーのことだと思います笑)を生きてきたけど、この世界は広いんだ!色々なとんがりコーンがあるんだよ!!」
と、黒板におもむろに円錐を書きなぐりまくったのを昨日のことのように鮮明に思い出すのですが…
要は一つの価値観で生きていると、苦しいときがあるよ、もっと世界は自由なんだよってことが伝えたかったのだと思います。
やっぱり同じ場所で、一つの価値観、物差しの中で生きていると苦しくなる時ってありますよね。
そんなときは、お互いを尊重しあえる好奇心旺盛な人たちのあつまるような場所に、積極的に逃げて、
色々なとんがりコーンを知って、
充電することって、次のステージに進む前の段階ではすごく重要だと思います。
今と別のとんがりコーンを知れる場所を最近改めて感じています(近所のお子さんに寺子屋的なことをやっているのですが、そんな場所になっていることを密かに願っていて…あの大学の先生みたいに思い出してくれると嬉しいな)