日本の窮屈さとハロウィンの流行と。
今日、31日はハロウィンですね。 最近ではバレンタインと市場規模が同じくらいになったというデータもあり、大盛りあがりですね。
そんなお昼、私はかぼちゃは全く関係なくお蕎麦をすすりながらの子育て対話会 に参加いたしまして、子育ての先輩方から最近の子どもたちについて、勉強させていただきました^^
一番印象的だったのは、
「おそらく子どもたちが抱えているであろう窮屈さ。」
昔は「やんちゃ」で済んでいた子が、
学校や親から「問題児」というレッテルを貼られ、
まだまだ可能性のある年齢で切り捨てられる。
中学生から部活が終わってから遅くまで塾、遊ぶ暇もない。
学校が評価される学力テストのための多すぎる宿題。
求められることが増えすぎて子どもと向き合う余裕がなく追い詰められる先生。
大勢の教育に対して寛大な人たちよりも、自分の正論を振りかざす”クレーマー”が
尊重されること。
とあるお母さんは、
押さえつけられた窮屈さを発散するかのように、
弱いものに対して暴力や乱暴な言葉をぶつけている子どももいる、と言われていました。
教育の現場では、
大人も子どもも「型にはまって」いないと許されないような感じを受けました。
そして、社会全体がそのような雰囲気になっているなと。
そして夜、
ワイドショーでは、渋谷で仮装して楽しむ若者たちの様子が映し出されていました。
それを見て昼間の話を思い出し、
「日本でこんなにもハロウィンが流行っているのは、
公に遊ぶこと、はっちゃけて楽しむこと、型にはまらないこと、
が許されるイベントだからってのも大きいなぁ」
と感じ、切ない気持ちになりました。
特別なイベントのときだけではなくて、
日常から「型にはまらないこと」が許される。
そんな世の中にしていくために、
微力ながら力を注いで生きたいなと改めて感じた夜でした。