モヤモヤ期のプロセス

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大学院の授業は、今から考えると大変罰当たりなことに、
かなりの確率で白目をむいていた私ですが、
やっぱり好きな勉強については真面目にとりくめるものです!(比較的)
そこで、これはまさに私!と思った、理論についてご紹介します。

人生の中で物事が移り変わる時期は
「トランジション」と呼ばれており、
生活状況や人間関係もしくはアイデンティティが、
今までとは全く別のものに変わるときといってもよい時期です。

そして、30歳前後はまさに「トランジション」ドストライク。。。
家庭や社会の中で役割が変わっていって、
20代前半と比べると急激に現実が見えてきて、
この時期は「焦燥感」「さまよい」「無力感」を感じるそうです。
言葉にできないなんだかモヤモヤ、苦しい・・・・。
本当にその通りですね。

そして、この「トランジション」は3つのプロセスがあります。

1、何かが終わるとき
この時期は、今までの目標に対して急に意欲がなくなったり、
今までのやり方ではなぜかうまく行かなくなったりと、
必ず何かがうまく行かなくなる。

2、ニュートラルゾーン
過去の現実や成功が色あせて、深刻な虚しさ、自信のなさを感じる
一時的な喪失状態。

3、何かが始まるとき
「ほかにも楽な選択肢がある」というような甘い誘惑に抵抗しながら、
徐々に新しい目標に対して進んでいく。

(参考:GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムテキスト)

このプロセスは、
まさに、研究職から今の移住&ジョブチェンジに移るまでの約4年間を説明してくれているかのようです。

「トランジション」は特にニュートラルゾーンがとっても苦しいのですが、
その時もそこに向かい合って止まることが、「トランジション」を乗り越えるには
重要だと言われています。

さらに、「トランジション」は40歳前後、リタイア前後と起こる場合もあるようで、
大人になっても成長痛は続くわけですね。
(ちなみに、私は小学校のとき全然急激に成長しなかったので、色々小さいまま。
成長痛を知りません笑)

自分の中の葛藤、自分が感じている痛みや苦しみの中にあえてとどまり、向き合うこと。
自分らしく進んで行くためには、
本当にしんどいけれどそんな時期も大切なのかもしれませんね。

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